Tripia、群馬県「ぐんま未来共創トライアル補助金」に採択

Tripia、群馬県「ぐんま未来共創トライアル補助金」に採択

2026-09-10

AIが一人ひとりに最適な群馬旅を提案する観光案内サービスを実証

旅行体験プラットフォームを展開するTripia株式会社(本社:東京都墨田区、代表取締役:梅本晴弥、以下「Tripia」)は、株式会社ワークエントリー、株式会社サイバーメディアと共同で取り組むプロジェクト「群馬旅をAIがデザイン!動画と地図で楽しむ新しい観光案内サービス」が、群馬県の「令和8年度 ぐんま未来共創トライアル補助金」に採択されたことをお知らせします。

本事業では、群馬県内の宿泊施設、観光施設、体験、グルメなどの地域観光情報とAIを組み合わせ、旅行者の日程、移動手段、興味・関心などに応じて、一人ひとりに最適化された旅行プランを自動生成する新しい観光案内の仕組みを実証します。

群馬県は2026年8月27日、デジタル技術を活用した新たなビジネスの社会実証・実装プロジェクトとして17件の採択を発表しました。本プロジェクトは「VIRTUAL・AI」領域の採択案件の一つです。


「情報を探す」観光案内から、「自分に合った旅ができる」観光案内へ

旅行者が地域を訪れる際には、観光スポット、飲食店、宿泊施設、体験、営業時間、移動方法など、さまざまな情報を複数のWebサイトやSNSから収集し、自分で旅行計画を組み立てる必要があります。

一方で地域側には、魅力的な宿泊施設や体験、飲食店、観光資源が存在していても、旅行者に発見されなかったり、具体的な旅行行程の中に組み込まれなかったりすることで、実際の来訪につながりにくいという課題があります。

特に群馬県は、温泉、自然、歴史文化、アウトドア、食など多様な観光資源を有しており、それらを「どの順番で、どう移動し、どのように楽しむか」まで含めて提案することで、既存の観光資源から新たな旅行需要を生み出せる可能性があります。

本プロジェクトでは、地域の観光情報をAIが活用できる形に整理し、旅行者の条件に合わせて旅程として提案することで、地域の観光資源と旅行者のニーズをより直接的につなぐ仕組みづくりを目指します。


AI×動画×地図による新しい群馬観光案内

今回の実証では、県内の宿泊施設、観光施設、体験、グルメなどの情報を活用し、

旅行者の条件に合わせた旅行プランの生成
日程、移動手段、興味・関心などを踏まえ、AIが複数の観光資源を組み合わせた旅行行程を生成します。

スポットではなく「旅程」として地域の魅力を発信
個々の施設を紹介するだけでなく、「温泉とグルメを楽しむ1泊2日」「車なしで巡る群馬旅」など、実際に旅行できる単位まで具体化します。

動画・地図を組み合わせた直感的な観光案内
文章だけでは伝わりにくい地域の魅力を動画などで伝えながら、地図や旅行行程と組み合わせ、旅行者が「行ってみたい」から「実際に行ける」状態になるまでを支援します。

地域事業者への送客につながる仕組みの検証
旅行プランから宿泊施設、観光施設、体験、飲食店などへの導線を構築し、情報発信にとどまらず、地域での来訪・消費につながる観光DXを目指します。

群馬県が公表した採択事業概要でも、「県内の宿・体験・グルメの最新データをAIが学習し、旅行者の条件(日程・移動手段・好み等)に合わせて最適な旅のしおりを秒速で自動生成する」プロジェクトとして紹介されています。


Tripiaが担う役割

Tripiaは、AI旅行計画サービスおよび観光事業者向けのコンテンツ発信基盤の開発・運営で培った技術やノウハウを活用し、本実証における旅行体験の設計、観光情報の構造化、AIによる旅程生成、旅行者向けコンテンツ・導線の設計などを担います。

Tripiaが掲げる「行きたいを、行けるに。」という考え方のもと、単に観光情報を検索できるサービスではなく、

「自分なら群馬で何をしたら楽しいのか」
「限られた時間でどう回ればいいのか」
「その体験を実際にどう予約すればいいのか」

までを一続きにする観光体験の実現を目指します。


3社の強みを組み合わせ、群馬県内で実証

本プロジェクトは、以下の3社によるコンソーシアムで実施します。

株式会社ワークエントリー
群馬県内の地域・事業者とのネットワークを生かし、地域事業者との連携や実証フィールドの構築などを推進します。

Tripia株式会社
AIを活用した旅行計画・観光コンテンツの構造化・旅行者向けサービスの企画開発を担当します。

株式会社サイバーメディア
メディアを活用した観光コンテンツの作成を担当します。


今後の展開

実証を通じて、旅行者によるサービス利用状況や観光コンテンツへの反応、地域事業者への送客などを検証し、AIによる旅行提案が地域観光にどのような効果をもたらすかを分析します。

また、本実証を群馬県内だけの一過性の取り組みとせず、地域が持つ観光情報をAI時代に適した形で整理し、旅行者一人ひとりに最適な旅として届けるための仕組みとして、他地域への展開も視野に入れて取り組んでまいります。

なお、群馬県では採択プロジェクトの成果について、2027年3月に成果発表会を開催する予定としています。


「ぐんま未来共創トライアル補助金」について

群馬県が「新しいことは群馬で試す そして仕事にする」をテーマに実施している、デジタル技術を活用した新たなビジネスの社会実証・実装を支援する事業です。

令和8年度は、地域社会にイノベーションをもたらし、将来的な事業化や群馬県への定着を目指す17プロジェクトが採択されました。対象となるのは3者以上の事業者によるコンソーシアムで、補助上限は1件あたり3,000万円、補助率は3分の2以内とされています。

群馬県発表:
令和8年度ぐんま未来共創トライアル補助金の採択結果について